大人になったなと感じるとき
久々のブログ書きなので、文章を書くリハビリを兼ねて
私が大人になったと感じるとき。
- ご飯のおかずで野菜をおいしく感じるようになった
- 自分の機嫌は自分でとれるようになった
- なんか大抵のことは肯定できるようになった
以前は今日なに食べたい?と訊かれたら
もっぱら「肉で」としか答えない妖怪:母困らせだったんですが、
最近はその限りではなくなってきました。
無性に小松菜やアスパラガスが大好きでやたらと食べる。すんごい食べる。
生野菜は未だにあまり得意じゃないんですが、ただ焼いてちょっと塩ふったり
無水鍋で蒸しただけの野菜がおいしすぎて、味覚変わったなあって思います。
母がナスおいしい〜って言ってるのを ふーんって聞き流していた時代があったけど
今はもう全力で同意しちゃうもんな。ナスは罪だよ。
無水鍋についてはいずれ改めて記事を書きたいと思います。
機嫌。自分は不機嫌になると黙りこむタイプなのですが、
学生のころとかは一緒にいる相手に対して
「いま虫の居所が悪いから、察してくれよな」って思ってたんですね。
で、また周りの友人たちもたまたまみんな察する能力が高い&
面倒見のいい人たちが揃ってたもんで、そんなんでもうまく対応してもらえてた。
慰めたり適度にそっとしといてくれるのがうまくて、自分の中で
「普段と違う態度/雰囲気を出せば相手に伝わってなんとなくこのイライラは解消される」
って感覚になっちゃってたんです。
だけど社会人になって目上の人にこれをやられたときに
なぜか突然嫌悪感のようなものをぶつけられたのがワケわからなさすぎて
めちゃくちゃ腹が立ったんですよね(言い方)。
そのときに、あっでも私もハタから見たらこんな感じか…?って思って、
自分のそれまでの人生の結構なポイントを反省することになりました。
同時に、友人たちは快/不快をちゃんと言葉にして伝えられて
かつ相手の意図も汲み取ってあったかい対応ができる
菩薩スーパーマンだらけだったんやな…としみじみ感じました。すごいな友人。ありがとう友人。
今はもう不機嫌さが溜まったら甘いもの食べたりひたすら好きなことしたり
鍵アカ0フォロワーのTwitterに愚痴を吐いたり(!)して
人に頼らないようになれてる…と思っている比較的……たぶん…きっと…恐らく…メイビー…
最後3つめは、人と意見をぶつけ合う場面とかになったとき、
相手の立場や経験とかから想像して相手の主張の根拠と真意を勝手に見出して
あ〜それってこういうことかなって換言したり、は〜なるほど確かにそうだね〜って
自分の意見同然にその妥当性を飲み込めるようになったなって感じ。
平たく言うと相手の立場に立って話を聞く意識が持てるようになって
頭ごなしに否定することが(すく)なくなったってイメージでしょうか。
昔は人の別意見を聞くぞってときになると否定ベースの脳みそに
スイッチが切り替わりがちだったように思うんだけど。
自分の意見みたいに他人のそれを受け止められたら、だいぶ気持ちがソフトになって
議論を円滑に進められるようになったしいい感じの落としどころも見つけやすくなったので
そういう場面に出くわすと、私も少しはレベルアップしたのかなー、と
ほんのり思うことがあります。ほんのりね。
以上、大人になったなと感じるときでした。
それでは最後は最近はまっている呪術廻戦というマンガの七海建人氏のセリフでお別れです。
「枕元の抜け毛が増えていたり お気に入りの惣菜パンがコンビニから姿を消したり
そういう小さな絶望の積み重ねが 人を大人にするのです」
うーん、味わい深い。